アイリッシュマン
こんにちは、SHOTAROです!
忙しかったり、体調崩したりとバタバタしていて久々の更新になります〜💦
今日はマーティン・スコセッシ監督の最新作である「アイリッシュマン」について書きます!
本作は3時間29分と映画の時間としては非常に長くて、それ故に物語に重厚感を与えているように感じました〜
ストーリーは・・・
フランク・シーラン(ロバート・デニーロ)は全米トラック運転組合の一人として活動しがら裏社会のボスに長年仕え犯罪にも手を染めていた。
年老いた彼が仕事や家族との関係などその半生を振り返えり、何を思うのか?
感想は・・・
感想としては、物語の重厚感ですね。
晩年のフランク・シーランが自らの半生について振り返り語っていくという形式の物語となっています。
前半でも触れましたが、本作が長尺である点はフランクという人物の半生を振り返るという物語に本当に見てきたかのような重厚感を与えているように感じました。
純粋なトラックの仕事をする彼がある事件をきっかけにブファリーノ・ファミリーと接点を持ち、一緒に仕事をする中になる。
そして、家族関係や仕事、服役など様々な出来事を経て晩年の現在に至るわけでこの重さは他の映画では味わったことがないと思います。
そして、とにかく悲しい。
裏社会でマフィアと一緒に仕事をするということはある程度潤っていただろうし、自分の身が守られていたことはあると思います。
しかし、その代償として犠牲も伴ってきたということもよく分かりました。
特に娘との関係においてはこの仕事が障害になっていて、その溝は彼が晩年期になっても埋められることはありませんでした。
彼は裏社会においてはそこそこ成功した人なのかもしれませんが、妻や仲間が皆亡くなっていき孤独になった彼に何が残っているのか?
人生で本当に大切にすべきものってなんだろうって彼の終活する姿からすごく考えさせられました。
老いた者が過去を追憶して、隣人の死や自分にも忍び寄ってくる死という現実に苦しむストーリーでどこか人生の先にある暗い面を感じました。
苦しみ、後悔、孤独と悲哀感が目立つ本作ですが、ロバート・デニーロを初めとする俳優陣が皆渋くてカッコよくもあり、どこか影のある男たちの大人の色気やカッコ良さが魅力的でもありました〜
ウィスキーとか強めのお酒をあおりながら、深夜にじっくり見たくなるそんな映画です!!
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お読みいただきありがとうございます。
また次の記事でお会いしましょう〜