スターウォーズ エピソード3 シスの復讐
こんにちは、SHOTAROです!
今日も引き続きで、
「スターウォーズ エピソード3 シスの復讐」 について書きます‼︎
アナキン・スカイウォーカーを主人公とするプリクエル3部作の最終作品であり、ジョージ・ルーカスが関わった最後のスターウォーズ、そしてダース・ベイダー誕生の重要な1作です!!
ストーリーは・・・
遠い昔、遥か彼方の銀河系で…
クローン戦争から3年後、敵対勢力にパルパティーン最高議長が誘拐され、オビワン・ケノービとアナキン・スカイウォーカーが救出する。
その頃、アナキンは不穏な予知夢に悩まされていた…
また自分の処遇からジェダイに対しても不信感を持ち始める。
そんな彼の心に、暗黒面がつけ込んでくる…
感想・・・
久々に見直すと「なぜ悪になったか?」ということが描かれていて映画「ジョーカー」を見たときと同じ様な感覚がしました。
子供の頃はオビワンが強くてカッコ良く、アナキンは悪に堕ちて愚かだと考えていました。
大人になって見直すと、そんなに単純じゃないんです…
前作以上にアナキン・スカイウォーカーの心の弱さが光ってます。
前作では母親を失ったアナキン。
今作では恋人のパドメをも失うという予知夢を見てしまう…
そして、アナキンはジェダイとしてそれなりの成果を挙げているにも関わらず、ジェダイ評議会において独り立ちが認められずに不信感を抱き始める…
恋人を失いそうな不安の中で仕事でもなかなか評価が得られないんじゃ誰だって落ち込みますよね〜💦
アナキンはパドメを救うために「全知全能になりたい」「死からも救いたい」と考えるようになる。
そんな時にパルパティーンの魔の手が…
ダークサイドなら「愛するものを死から蘇らせることができる」という言葉で強く惹かれていく…
「愛するものを救うためには手段を選ばない」というアナキンの選択はすごく人間らしくて見ていて共感できてしまいます。
しかし、この選択こそがパドメを死に導き、自分自身の破滅へと繋がっていく…
そして、アナキンは師匠だったオビワンと戦うことになるわけですが、この戦いはスターウォーズ史上最も熱い戦いだと思います。
アクションやCGも凄いのですが、この感情のぶつかり合いは観ていて「エモいとはこのことでは?」って思ってしまいます。
師匠 vs 弟子、正義 vs 悪、ジェダイ vs シス、民主主義 vs 独裁主義と単純な戦いではなく、感情と感情のぶつかり合いでどっちが勝ってもおかしくない状況なんです‼︎
それでアナキンが負けてしまうんですね…
アナキン・スカイウォーカーとしての最期のセリフの「あんたが憎い」に彼の悲しみが凝縮させている様に感じました。
かつて選ばれし者だったアナキンが悪へ堕落していくという悲劇だけどすごく人間臭い物語がプリクエル3部作の面白さの一つだと思います。
そして、本作を語る上で外せないのが「オーダー66」ですよね〜
ジェダイの兵士の役割を果たしていたクローントルーパーたちがパルパティーンによる「オーダー66」の発令で敵になる…
恐ろしすぎました…
ジェダイが率いていた無数のクローントルーパーが一斉にジェダイに攻撃を始める…
これによってジェダイはほぼ滅びてしまい、宇宙が銀河帝国の支配下へ進んでいきます。
このシーンは子供時代にかなりトラウマでした…
かろうじて生き残ったのはオビワンにヨーダ に…
ほんの一握りです…
プリクエル3部作はアナキンの堕落と同時にジェダイや共和国の衰退を描いていてどうしてもトーンが暗く悲劇的な方向性へ向かっていくため好き嫌いがかなり別れてしまうのかなと思いました。
でもさすがスターウォーズです、
最後にしっかり希望を残してくれる‼︎
パドメは亡くなりましたが、お腹の中にいたルークとレイアは無事に産まれて散り散りですがそれぞれの環境が用意されています。
レイアはオーガナ議員の幼児となり、ルークは叔父夫婦の元へ引き渡されます。
ルークがオビワンからオーエンおじさんへ引き渡されるシーンで夕日が2つ出ていてあの曲が流れます‼︎
アナキンの堕落に、ジェダイの滅亡で気持ちが落とされますがこのシーンで「ルークが希望で銀河を救うんだ」って上げてくれます。
これがスターウォーズですよね!!!
早く次を見たいと思います 笑
お読みいただきありがとうございます!
また次の記事でお会いしましょう〜