SHOTAROの部屋

映画、本、旅‥大好きがいっぱい

スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム

 

こんばんは、SHOTAROです〜

 

今日はデジタル配信されたばかりの

スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」

について書きます!

 

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前にも言ったように、スパイダーマンは僕にとって特別なヒーローです。アメコミに本格的にハマるきっかけが2002年の映画スパイダーマンであり、この作品がなかったらここまでアメコミを好きになっていなかっただろうし、今の自分もいなかったと思います。

 

ちなみにこの映画はソニー・ピクチャーズ史上、最大や売り上げだったそうです。

 

今作はこれまでにない切り口の作品でした。トム・ホランド主演のスパイダーマンシリーズはアベンジャーズなどのMCUと世界観を共有していて、今回はアベンジャーズ エンドゲーム のエッセンスが多分に引き継がれていたのもまた見どころ。特にトニー・スタークの死やサノスの指パッチンのその後が描かれており、フェイズ3やインフィニティサーガの最終作、また来たるフェイズ4への橋渡しの意味を持つ作品でもあり、かなり重要な1本になっています。

 

トム・ホランドがスパイディーを演じるのは5度目だけど、彼の雰囲気からの高校生の繊細さやあどけなさだったり、まだまだ新人ヒーロー感がたまらない。運動神経も抜群で自ら演じているアクションシーンもまるでイーサンハントを見ているかのよう。もうスパイダーマンは彼しか考えられないし、このキャスティングに感謝しかない。トムホでクローンサーガもヴェノム との共演も、シニスターシックスとの戦いも、スパイダーバースも全部見たい!!笑笑

 

今作はスパイダーマン=ピーター・パーカーの同級生たちとのヨーロッパ旅行が物語の舞台。そんな中でメンターであったアイアンマン=トニー・スタークの死を経て、悲しみと同時に「誰が彼を引き継ぐのか」という周囲の声からのしかかるヒーローとしての責任に、ヒーロー活動は親愛なる隣人のままで普通の高校生として生きたいという気持ちがよぎる。そこで新たな脅威のエレメンタルズとの戦いの中で出会ったミステリオというヒーローの中にトニー的な頼れる大人な部分を見出し、全てを託して逃げ出そうともする。高校生だし親愛なる隣人のままでいたいのに、アイアンマン亡きいま本当のヒーローになる事が求められる。しかし、そんな大きな責任を背負う自信もないというこの葛藤こそスパイダーマンに必要な要素で、今作では前作以上にそれが描かれているのが素晴らしかった。そして、選択した行動こそがピーターを打ちのめす結果となる。

 

 それはミステリオはやはりヴィランだったからです。そもそもミステリオ、エレメンタルズは存在しないフェイクのものでした。(俳優陣もプロモーションではヒーローと言っていましたが僕はずっと疑っていました笑 だって、ミステリオだもん 笑笑 ) 


ミステリオはトニースタークに恨みがあり彼が亡くなった今、ポストトニースターク枠を狙っていた。そこで過去にトニーに恨みがあったり、日の目を浴びてこなかった科学者たちを寄せ集めてバーチャルリアリティなどの技術で作り上げたのがヒーローのミステリオとヴィランのエレメンタルズだった。まずミステリオの実写化はファンにとって待望されていたもので、その能力がバーチャルリアリティやドローンなどで現在的な解釈をされいたり、ゾンビのアイアンマンが見られたミステリオの幻想など視覚的な表現が本当に面白かった。またモーションキャプチャー姿であったり、トニーとの因縁、ジェイク・ジレンホーの2面性の芝居がサスペンス性を高めてストーリー的にも盛り上げてヴィランも最高すぎた。ミステリオは間違いなく今後のスパイディーに大きな爪痕を残した。

 

 スパイダーマンの魅力の一つとして何度打ちのめされても再び立ち上がる姿というのもあると思う。今作はミステリオにボロボロに打ちのめされ電車にぶつかる負けっぷりも良かった。肉体的にも精神的にもダメージを受けている中で、手を差し伸べるのがトニースタークの親友でメイおばさんの彼氏?なハッピー・ホーガンである。ピーターとハッピーの関係性も深化し、まるで親子のような絆が見られた。ミステリオを信じたことで仲間を危険にさらしてしまった自責の念やアイアンマンの後継者としての自信が持てずに悩むピーターに「誰もアイアンマンにはなれないし、トニーを納得させることも出来ない。トニーだってピーターと同じでずっと自分の行いが正しいのか悩んでいたし、自分自身の行動に納得していなかった。」と伝えた。

 

この言葉はピーターの背中を押し、再び戦う決意をさせる。

 

そこでのハッピーが選曲したAC/DCの Back In Black(アイアンマンでおなじみ)がエモかった。新たなスーツを精製しているピーターはトニーそのものでその姿にほほ笑むハッピーのシーンには1番感動させられた。今後のMCUではスパイダーマンが間違いなく大きな役割を担っていくだろうと確信させられた。

 

 MJとの恋愛模様もまた見どころ。2人とも不器用ながらもお互いを思い合っていた姿からはこの映画が青春映画でもあることを思い出させてくれる。MJは前作と比較すると大きく成長し、可愛らしさや賢さ、そして強さも兼ね備える魅力的なキャラクターになっていた。2人の不器用なキスシーンからのピーターのガッツポーズは本当に可愛らしかった。やはりスパイダーマン恋愛というエッセンスも切っても切り離せないものだと改めて感じさせられました。

 

 そして、なんといってもエンドロール。まずはニューヨークを颯爽と駆け抜けるスパイディとMJ。あんな感じでニューヨークをスウィングするシーンをずっと待ってたから本当に感無量でした〜
そして、巨大なスクリーンにはデイリービューグルの文字の後にジェイムソンが登場。役者がJ・K・シモンズだったのが偉すぎて、MCUはやはりファンサービス精神がすごかった。 


そして、ミステリオが流したと思われるスパイディーのフェイク映像が流されてしまい人々から疑いの目を向けられ…スパイダーマンはピーターだと報道されて物語は幕を閉じる。

 

えぇ、今後どうなってくの?!早く続きがみたい!!
ミステリオは今後もスパイディーを苦しめていくことは間違いないでしょう。スパイディーはどうやって信頼を取り戻すのか?マーベルスタジアムとソニーの契約の問題もあり、今後シリーズが継続していくのか不安もあったけれど続編や提携の継続も発表され楽しみすぎます。

 

 エンドロール後のシーンは、映画キャプテンマーベルを見た人ならあの緑のが誰なのかわかると思います。
なんと今作のニックフューリー、マリアヒルスクラル人が化けていました。しかもタロスが現在でも生きてることが嬉しすぎました 笑
確かに今作のフューリーは微妙に違和感もあったけどそうゆうことか!
そして何やら、本物のフューリーは宇宙船の中にいてそこにはたくさんのスクラル人が…このシーンはキャプテンマーベル2に繋がる?それとも巷で噂のエターナルズ

 

 実はこのエンドロール後のシーンでは、当初は別の映像でキャップからシールドを引き継いだサム・ウィルソンが新たなキャプテンアメリカとしてチーム編成を行うシーンが編成されていたとのこと。このシーンもめっちゃ見たかった。来年、ディズニープラスにて配信されるドラマ ファルコンとウィンターソルジャーのドラマも楽しみで仕方がない。とにかく、今後もアベンジャーズかはわからないけど何らかの形でチームが組まれるという事は間違いなさそう。

 とにかく、今作は最高のスパイダーマン映画でした。カッコイイ、カワイイ、甘酸っぱい、サスペンス、アクション、コメディと様々なエッセンスが交わり合って一本の青春×ヒーロー映画に仕上がっていました〜 

 

ピーターは前作のホームカミングではトニーから与えられたスーツで大いなる力を得て、今作はトニーを失ったことで大いなる責任に直面しました。今回は大いなる力には大いなる責任が伴うことや準備不足だったり自信がなくても時を選ぶことはできないというテーマがあったと思います。ピーターは大いなる責任を学び、本当のヒーローとして成長したのです。トムホのスパイダーマンは本当の意味ではここからがスタートということだと思います。

 

僕はこの映画、スパイダーマンの歴代作品の中で1位2位を争うぐらい大好きです。

 

今後のMCUにもますます目が離せないなと完全に参りました。一生ついていきます!!

 

このタイミングで、僕の大好きな YouTubeチャンネル「おまけの夜」さんがこんな素晴らしい動画を上げられてました‼︎

 

https://youtu.be/aVCNosUuu2U

 

映画好きなら絶対楽しめるので、皆さんも是非ご覧ください!!!

 

ここまでお読みいただきありがとうございます。 また次の記事でお会いしましょう〜