ブラック・クランズマン
こんにちは、SHOTAROです〜
今日は前から気になっていた映画、
「ブラック・クランズマン」について書きたいと思います〜
この作品は第91回アカデミー賞にて作品賞、監督賞等6部門においてノミネートされて、結果として脚色賞を受賞しました。
この映画の主役のロンを演じるのは、
ジョン・デビッド・ワシントンはデンゼル・ワシントンの息子なんです!
また大学ではアメリカ文化史も学んでいるので人種差別問題には興味がありますし、スターウォーズファンでもあり、アダム・ドライバーが出演していたことなど、
こう言った理由でずっと気になっていました‼︎
この作品は実話が元で作られています‼︎
1970年代、コロラド・スプリングズという町のの警察署で初めて黒人の警察官となったロン。
彼は署長に潜入捜査官になりたいと伝えると、情報部に配属された。そこで白人至上主義団体KKKの新しいメンバーを募集広告を見つける。
ロンは白人のレイシストのフリをして電話でKKKと接触すると、意気投合してトントン拍子に会うことになってしまう。
でも、ロンは黒人。
だから、同僚の白人警官フリップに面会する役として白羽の矢が立った。
ロンは電話交渉担当として二人一役で演じて、フリップが本人として実家に会うというチームプレイ!! 笑
人種問題はとても繊細で根が深く難しい問題ですが、こんなコミカル手法が当時の警察で使われていたとわ 笑
見ていてハラハラするけど、
意外と上手くいってしまうのが爽快でした‼︎
彼らは見事にKKKの構成員に認められた。
2人のチームプレイは完璧で、KKKのボスをも騙して、支部長にまでなってしまう笑
KKKは黒人学生連合の会長の家へ爆弾を仕掛けると計画を立て、実行へ動いた。
ロンが現場へ向かうが何も知らない警察に黒人という理由で捕得られてしまう…
そこへギリギリのところでフリップが来て、ロンを解放して実行犯は逮捕されました。
その後、ロンはKKKのボスに電話して自分が黒人であることを告げます。
このシーンは本当に傑作でした 笑
コメディタッチな部分もありましたが、終始シリアスに人種問題が描かれていました。
当時は白人と黒人どちらも集会を開き、自分たちの権利や主張を訴えていました。
両者の訴えはぶつかり合い、人種間の感情的な分断が色濃く描かれていてすごく伝わってきました。
エンディング前に2017年バージニア州で起こった事件が映し出されて泣き叫ぶ人々や暴走する車、トランプ大統領、事件の犠牲者の映像が流れます。
この物語は1970年代の話。
そして、最後の映像は2017年の映像。
アメリカ社会における人種問題は40年以上たった現在でも解決しておらず、むしろ人々の分断は進み続いているということを訴えているように感じました。
正直、難しくてこの映画について正しい理解が出来ているかはわかりません。
しかし、観るとアメリカという国家を捉える上での視点が広がると思います。
最後までお読みいただきありがとうございましたー また次の記事でお会いしましょう‼︎
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